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医学部受験コラム

医学部予備校の個人指導の特徴とおすすめの人

医学部予備校に多い個人指導の特徴

医学部受験の勉強方法には予備校や塾、自宅学習など多くの選択肢があります。ただ、国公立大学はもちろん、私立大学の医学部受験も年々難易度が上昇しています。限られた時間で膨大な学習量をこなすためには、どれだけ集中力とやる気を持続し、ムダのない効率的な学習ができるかが重要です。医学部予備校は医学部受験に精通し、合格実績やノウハウが豊富で、指導体制やカリキュラムも充実しているので、学習効果が圧倒的に高くなります。
その医学部予備校には、個人指導で合格を目指す学校がたくさんあります。講師にマンツーマンで個人指導を受ける指導法なら、生徒一人ひとりの苦手分野を洗い出し、個別に対策を立て、ムダのないカリキュラムで指導していくことが可能です。集団指導の場合は、学力別にクラス分けされていてもクラス内の平均的学力に応じた授業が行われるので、自分が理解している分野まで講義をされることがあり、学習時間をムダに浪費してしまいます。一方で自分が苦手とする分野は理解できないまま、どんどん先に進むこともあります。同じ医学部予備校でも指導スタイルによって、学習効果は大きく違ってくることに注意が必要です。
その点、個人指導で授業を受ければ、得意分野は復習程度で、時間をかけずに進み、苦手分野は基礎的なところからじっくり理解できるように、時間をかけて着実に進めるという指導を受けることが可能です。生徒一人ひとりにあったオジリナルのカリキュラムを作成してもらえるので、効率よく学習を進めることができるでしょう。

個人指導と少人数制授業の違い

医学部予備校では、少人数制授業を採用しているところも多いです。少人数制授業では多くても10人前後、中には数人前後の生徒で授業を行っています。クラス編成の多くは生徒の学力が偏らないように組まれるため、競争心も養えます。
少人数制授業のメリットとしては、学力が同じレベルの生徒と切磋琢磨しながら、学習に励むことができる点が挙げられます。個人指導では講師と生徒が1対1で授業を行うため、他の生徒と比較することがほとんどありません。また、少人数制授業は生徒の学習管理が徹底されているので、自分で学習の習慣をつけることが苦手な生徒でも、無理なく勉強しやすいという点があります。加えて個人指導に比べて、授業料が安価になるというメリットもあります。
一方で個人指導に比べて、密度の濃い勉強ができないというデメリットがあります。学力が同じレベルの生徒同士で授業を受けられる反面、自分のペースに合わせて勉強することはできません。他の生徒と一緒に授業を受けるため、質問などで授業がストップする場合もあります。また、クラス全体で授業を進めて行くので、休んでしまうと、授業についていくのが大変になることがあり、しっかり知識を定着させながら、勉強に取り組むことは難しいです。
講師は医学部受験に精通しているプロが多いですが、講師によって当たりはずれがあることも事実です。そのため、生徒の理解度によって、学習の進捗度に差が出てしまうというリスクも考える必要があります。

個人指導がおすすめの人とは

個人指導タイプの医学部予備校は、自分の要望や学力に合わせ、最適な指導を受けることができるので、勉強することが苦手な受験生であるほど、指導効果が期待できます。勉強が苦手な受験生は、そもそも学習の正しい方法を知らないことが多いため、授業中のノートの取り方から予習、復習の方法まで指導してもらうことが先です。
その点、個人指導であれば、他の生徒を気にすることなく、一から丁寧に指導してもらうことができます。基礎ができていないため、勉強中に分からないことや、疑問に思うことがたくさんあり、質問する機会が多くなります。マンツーマンで指導してもらえる環境の方が、その都度、授業を中断して問題を解消することができるので、知識を理解し、定着を図ることが可能です。正しい学習方法を身につけ、基礎学力を徹底させることで、医学部合格をグッと引き寄せることができます。
偏差値レベルが医学部合格ラインに遠く及ばない生徒は、個人指導の医学部予備校が有力な選択肢となります。また、ひと通り受験勉強をしてきた浪人生は、個人指導の医学部予備校の方が学習効果は得られやすいです。
浪人生の場合、毎日勉強しても成績が上がらない、モチベーションが保てず、受験勉強に熱意が持てなくなることも往々にしてあります。成績が思うように上がらないのは、受験勉強の方法が自分に合っていない、または正しい勉強方法を行っていない可能性があるからです。正確な学力を把握し、自分に合ったオリジナルの学習スケジュールを作成してくれる個人指導の医学部予備校であれば、弱点分野や苦手科目を重点的に勉強するので、学力の底上げが期待できます。また、勉強から長く遠ざかっていた社会人の再受験生は、まず、基礎学力をつけることが必要なので、個人指導なら一から学び直すことができます。