医者になるためには医学部に進学する必要がありますが、医学部は最難関なので並大抵のことでは合格することができません。では、受験するときにコツがあるのか気になる方も多いでしょう。やはり大事なのは、暗記を徹底することです。受験科目全てが暗記問題というわけではありませんが、やはり確実に点数を取るためには暗記問題をいかに落とさないかが大事なことです。例えば、数学のようにその場で考えて解くような問題をきちんと解けるようになることも大事です。しかし、中には解けないこともあるのでそのときには暗記問題の点数が物を言います。
暗記問題を解けるようになるために、徹底的な反復学習がいいでしょう。一度や二度だけでは本番のときに思い出すことができないことがあるので、何回も反復して必ず思い出すようにしてください。受験では多くの科目があるので、暗記する量も膨大です。国立大学か私立大学かによってどの科目を勉強するのかが異なるので、まずはどの大学に進学するのかをきちんと決めるようにしましょう。そして、その大学に合格するために必要な科目をきちんと決めることから勉強は始まります。
ただ、暗記しようと思ってもなかなか暗記できないことも多いです。そのため、暗記問題を解けるようになるためには、単純に物事を暗記するのではなく、事柄をきちんと説明できるようになることがコツです。事柄を説明できるようになれば、それだけ物事に対する理解も深まるので記憶も定着しやすくなります。さらに、本番のときに出題形式が変わったとしても、本質的なことは変わっていないので、解くことができる可能性が高くなります。計算問題が苦手な方であれば、合格するためにはより暗記問題を解けるようになっておくことが大事なことです。
医学部受験をするときに無事合格するためには、やはり集中力が大事です。限られた時間で、いかに集中力を持続して勉強するかによって、合格できるかどうかが変わってきます。集中して勉強するためには、まずは睡眠をきちんと取ることが大事です。睡眠不足になってしまうと集中力は持続できないので、できるだけ1日7時間程度は寝るようにしましょう。また、日中どうしても眠たくなったら、仮眠を取ると集中力がアップすることもあるのでおすすめです。
また、その日に行う勉強をどの程度まで行うのか計画を立てることも大事です。今日の目標を立てることでゴールが可視化されるので、後はそこに向かって勉強をしていけばいいだけです。なかなか集中できないのは、ゴールを設定しておらず、どこまでやればいいのかわからないという状況になっているからかもしれません。明確な目標を設定することで、集中力を持続できるので、目標設定を行ってから勉強をスタートしましょう。このときには、無理な目標を立てないようにすることがコツです。
他にも、脳というのは同じことが続くと飽きてしまう習性があります。そのため、なるべく同じ教科ばかりするのは避けて、複数の教科を行うようにしましょう。机に向かっているときには計算問題中心の教科を行い、机から離れたときには暗記問題を行うこともメリハリを付けるためのコツです。医学部は最難関ですが、だからといって今の自分のレベルに合っていない問題集を使っていては意味がありません。やる気が無くならないように、適度な難易度のものを使うようにしましょう。できるだけ良質の問題が多く、難しすぎないような問題集がおすすめです。
医学部受験はかなりハードなので、成績があまり伸びないと焦ってしまうことがあります。しかし、そんなときこそ落ち着いて勉強することが大事です。例えば、模試で良い成績を取ることができなかったり、問題集がなかなか進まないときがあっても、無理に勉強しようとすると集中できません。大事なのは、目の前にある問題に冷静に取り組むことです。模試で結果が出なかったときには、なぜ結果が出なかったのかを考えることも大事です。原因を考えることで今後どうすればいいのかが見えてくる場合があります。
メンタルを安定するためには、勉強以外の悩みも解決することが大事です。受験生の年代は友達関係や恋愛など勉強以外に色んなことが頭をよぎってしまいがちです。そんなときにはまずはそれらの悩みを解決させ、それから勉強に向かうようにしましょう。また、時には勉強から離れてリフレッシュすることも大事です。無理に勉強しようとしても効率が上がるものではないので、疲れを感じたり勉強するモチベーションが低下しているときは、思い切ってどこかに出かけたり息抜きをするといいでしょう。
もちろん、予備校に通うことも必要です。予備校では、合格するためのコツや勉強方法、メンタル面でのアドバイスなどをしてくれるので、受験生にとってはかなり有益です。興味がある方は実績のある予備校をネットで探してみましょう。