2025年03月22日
【体験記速報!】鹿児島大学医学部医学科学校推薦型選抜Ⅱに合格した富士ゼミ生N・Yさん(2浪)から合格体験記が届きました!
N・Yさん(2浪)
加世田高校
私は、この三年間の受験を通して、医学部合格はもちろんのこと、「何をするにしても、自分自身の努力はもちろん、その努力を支えてくれる誰かがいてくれるからこそ、成し遂げることができる」ということを学びました。
二年間の戦いの末、やっとの思いでつかみ取った医学部医学科への合格。今振り返ると、現役のときも、一度失敗を経験して迎えた一浪目も、正直言って、大学受験を、医学科受験を、完全に甘く見ていたと思います。それまで大きな失敗や挫折を経験したことがほとんどなかった私は、「なんとかなるだろう」という軽い気持ちで受験に臨み、見事に不合格。浪人するつもりなどまったくなかった私は、「お先真っ暗ってこのことを言うのか」と絶望し、実家で号泣したことを覚えています。
高校時代からご縁があり、数学の個人指導や面接指導でお世話になっていた富士学院で一浪目のスタートを切った私でしたが、高校生活から浪人生活への気持ちの切り替えがうまくできていませんでした。ここでもまた、「一年浪人すれば受かるでしょ。」…甘い考えでした。私は少人数制での授業に加え、教科ごとに先生方が常駐してくださり、いつでも質問できるという素晴らしい環境に身を置かせていただいていました。しかしわからない問題があっても質問しない、朝は起きられない、できない自分を責めて落ち込む、すぐ体調を崩す、挙げ句の果てには、自分の成績が上がらないのを先生や環境のせいにする……ひどいものでした。支えてくださる方々への感謝など一ミリも考えず、自分のできないことや苦手なことから目を背け、「自分はちゃんとやっているんだ」と思い込むことに精いっぱいでした。
何のために勉強しているのかも見失い、「迷惑をかけてしまっている家族のために」「自分のせいで我慢をさせてしまっている弟たちのために」「自分ではない誰かのために合格しなきゃ」という思いで、ただただ毎日を過ごしていました。そんな状態で医師への第一歩を踏み出すことが許されるはずもなく、私立大学二校、県外まで受けに行った国公立大学まで、すべて不合格でした。 想像もしていなかった浪人二年目。両親をはじめ、家族、富士学院、出身高校の先生、多くの方々の支えと応援のおかげで得ることができた最後のチャンス。このチャンスを絶対に無駄にしないために、「勉強も、勉強をしながら感じる苦痛までも、すべてを自分の人生の糧にしてやるんだ」という気持ちで、「とにかく楽しむ」を目標に掲げました。このマインドのおかげで、苦しくも充実した毎日を過ごすことができ、あっという間に過ぎた八ヶ月間。富士学院で共に受験勉強に励む友人と切磋琢磨した甲斐もあって、共通テストで目標としていた点数を取り、高校時代から第一志望にしていた鹿児島大学医学部医学科に合格することができました。 私は、この三年間の受験を通して、医学部合格はもちろんのこと、「何をするにしても、自分自身の努力はもちろん、その努力を支えてくれる誰かがいてくれるからこそ、成し遂げることができる」ということを学びました。 受験生の皆さん。勉強漬けの毎日で、苦しい日々が続くと思います。しかし、ご家族や学校の先生方、富士学院の先生方など、支えてくださる方々への感謝の気持ちを絶対に忘れないでください。そして、私のように心が弱い自覚のある方、浪人生活を乗り越えられる自信がなかなか持てない方、苦しくて今にも挫けてしまいそうな方、ぜひ、顔を上げて前を向いてください。 「勉強だけに集中できること」「自分の夢を叶えるためだけに時間を使えること」に感謝しつつ、とにかく一日一日を充実させること。今を楽しむこと。それを意識するだけで、きっと自分の目標や合格へとつながるはずです。応援しています。
高校時代からご縁があり、数学の個人指導や面接指導でお世話になっていた富士学院で一浪目のスタートを切った私でしたが、高校生活から浪人生活への気持ちの切り替えがうまくできていませんでした。ここでもまた、「一年浪人すれば受かるでしょ。」…甘い考えでした。私は少人数制での授業に加え、教科ごとに先生方が常駐してくださり、いつでも質問できるという素晴らしい環境に身を置かせていただいていました。しかしわからない問題があっても質問しない、朝は起きられない、できない自分を責めて落ち込む、すぐ体調を崩す、挙げ句の果てには、自分の成績が上がらないのを先生や環境のせいにする……ひどいものでした。支えてくださる方々への感謝など一ミリも考えず、自分のできないことや苦手なことから目を背け、「自分はちゃんとやっているんだ」と思い込むことに精いっぱいでした。
何のために勉強しているのかも見失い、「迷惑をかけてしまっている家族のために」「自分のせいで我慢をさせてしまっている弟たちのために」「自分ではない誰かのために合格しなきゃ」という思いで、ただただ毎日を過ごしていました。そんな状態で医師への第一歩を踏み出すことが許されるはずもなく、私立大学二校、県外まで受けに行った国公立大学まで、すべて不合格でした。 想像もしていなかった浪人二年目。両親をはじめ、家族、富士学院、出身高校の先生、多くの方々の支えと応援のおかげで得ることができた最後のチャンス。このチャンスを絶対に無駄にしないために、「勉強も、勉強をしながら感じる苦痛までも、すべてを自分の人生の糧にしてやるんだ」という気持ちで、「とにかく楽しむ」を目標に掲げました。このマインドのおかげで、苦しくも充実した毎日を過ごすことができ、あっという間に過ぎた八ヶ月間。富士学院で共に受験勉強に励む友人と切磋琢磨した甲斐もあって、共通テストで目標としていた点数を取り、高校時代から第一志望にしていた鹿児島大学医学部医学科に合格することができました。 私は、この三年間の受験を通して、医学部合格はもちろんのこと、「何をするにしても、自分自身の努力はもちろん、その努力を支えてくれる誰かがいてくれるからこそ、成し遂げることができる」ということを学びました。 受験生の皆さん。勉強漬けの毎日で、苦しい日々が続くと思います。しかし、ご家族や学校の先生方、富士学院の先生方など、支えてくださる方々への感謝の気持ちを絶対に忘れないでください。そして、私のように心が弱い自覚のある方、浪人生活を乗り越えられる自信がなかなか持てない方、苦しくて今にも挫けてしまいそうな方、ぜひ、顔を上げて前を向いてください。 「勉強だけに集中できること」「自分の夢を叶えるためだけに時間を使えること」に感謝しつつ、とにかく一日一日を充実させること。今を楽しむこと。それを意識するだけで、きっと自分の目標や合格へとつながるはずです。応援しています。
2025.03.24
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