私はこの1年間、流されないこと、無駄を削ること、先生を信頼してついて行くこと、を常に意識して過ごしました。中学、高校、部活しかしてこなかった私に、のんびりしている時間はなく、周りの人と同じことをしていても間に合わないことはよく分かっていました。また、勉強のやり方も知らなかったので、先生にしっかりついて行くことだけを考え、毎日必死でした。
*流されないこと
周りに流されず自分のペースを持つことは、大事だと思います。協調性がないと思われがちですが、自分にとってプラスだと思うことはどんどんやるべきです。誰よりも勉強してやる!というくらいの気持ちは必要だと思います。
*無駄を削る
無駄を削るために色々な工夫をしました。長話はしないようにしたり、移動時間も暗記するものを持ち歩くようにしていました。今日は何を着ようかな、と考える労力も無駄だと考え、お洒落はやめました。ご飯を食べる時間ももったいなく感じるようになり、おにぎりを食べながら問題を解いたりもしました。探せばいくらでも、勉強出来る時間は見つかりました。起きてる時間は全て勉強しようと考えながら行動することで、充実した毎日が送れていたのだと思います。
*先生を信頼してついて行くこと
先生方が私のために本気でご指導して下さったから、期待に応えたいという思いで頑張れました。私が真剣になればなるほど、先生方は熱心にご指導して下さいました。成績が上がれば一緒に喜び、調子が悪い時は一緒に落ち込んで、先生方は共に闘う仲間のような存在でした。気持ちが弱くなって、何で医学部を目指してるのか分からなくなった時期もありました。そんな時期にも、先生方は私の悩みをたくさん聞いてくださり、親身になってアドバイスをくださいました。私が合格出来ると信じていて下さった先生方に感謝しています。私は、先生方が私を信じて下さっているのが分かったから、先生方を信じてついていこうと決めていたのだと思います。
富士学院の先生方に出逢えて本当によかったと思っています。私も将来、先生に出会えて良かったと患者さんに思われるような医師になれるよう、努力し続けていきたいと思います。