私は3浪目を迎えるにあたり予備校を変えようと考え、大手の予備校にしようか悩んでいた際に自宅に富士学院の案内が届いたことがきっかけで富士学院のことを知り、入塾を決めました。富士学院は教務の方々との距離が近く、相談がしやすい環境だったので、いろんな相談をしました。
また、良い友人にも恵まれ自分にとってとても勉強のしやすい予備校でした。教科ごとの勉強では、英語の長文と数学は毎日コツコツとやっていく、文法や理科系は時間を決めて集中して一気にこなすといった流れを決め、進めていきました。英単語は朝テストを活用し、長文で出てきた分からない単語もチェックしました。私の苦手科目は数学でしたが、数学を即座に克服する方法は無いので、一問一問問題の意味を考えながら解き、地道に積み重ねていきました。特に受験前の大学ごとの対策授業を通して、自分は医学部に合格するには、まだまだ力不足だと感じることが多くありました。生物では知識不足、数学では臨機応変の無さを実感し、先生方に指導してもらいました。
富士学院での1年を通して、勉強は何でもかんでも自分の力だけでやろうとするのではなく、必要に応じて先生をはじめ、他の人に助けを求めることも大事だと学びました。質問や相談は、積極的にすればするほど良いと感じています。私はいつも、将来必ず医師になる、そのために医学部に合格するという目標を忘れずに勉強に取り組んでいました。同時に、医学部に合格したら、浪人生活で封印してきた楽しみを解禁する、新しいものを買うといった野望を持って勉強をしていました。また、息抜きで音楽を聴くこともよくしていました。受験生の皆さん、1年は短いですが焦ることなく、やるべきことは教科ごとにある程度絞って進めていくのが良いと思います。自分の経験からも、あれこれ手を出すと中途半端になってしまうと感じています。また、心が折れてしまってはいけません。心が折れそうになったら、プレッシャーにならない程度の目標を立てたり、野望を持って下さい。これを行えば、一時的にでもモチベーションが上がるかもしれません。それでも駄目なら、先生や教務に頼りましょう。合格に向かって、頑張って下さい。