私は、東京医科大学に現役で入学することができました。富士学院には、高３の春に通い始めました。その頃の私は、医学部志望だったにもかかわらず理系科目が苦手で、学校の担任の先生に見放されてしまっているという情けない状態でした。
特に数Ⅲは大の苦手科目で、高校の定期テストで１００点満点中２９点以上得点したことはなく、高２の９月に受けた河合塾の全国模試プレステージでは２００点満点中２１点を取ってしまうなど、散々な結果のものばかりでした。本当に勉強が嫌いで、医学部受験には心のどこかで諦めてしまっていた気がします。学校の授業にはさっぱり付いて行けず、数学や化学は問題の意味さえ分からない事ばかりで、毎日の宿題も友達に見せてもらってばかりいました。
あまりの成績の悪さに危機感を覚えた母が塾を探してくれ、サイトの口コミを見て決めたのが富士学院でした。私は、愛媛県の学校の寮に住んでいたため、長期休暇の時のみ個別指導でお世話になりました。本当にゼロからの積み重ねでしたが、受付の方は丁寧で優しく、先生方は親身に寄り添ってくださいました。どの科目の個別授業を受けても、非常に分かりやすく面白く感じました。先生方も科目への知識量が非常に豊富で、かつ丁寧に見て頂けるので、質問に行くのが大好きになりました。
高校では何年間も感じる事のなかった勉強への知識欲が刺激され、勉学に一瞬でのめりこむことができました。春休み、ＧＷ、夏休みと富士学院に通うにつれて成績も面白いくらい素直に伸びていったと自分でも感じます。すでに９月の全国模試では、たったの半年間で数学の成績は偏差値６０を超えていました。成績表を提出すると、受付の方も担当の先生方も、成績が伸びていることを一緒になって喜んでくれたことが素直に嬉しくて、泣きそうになったのを覚えています。
富士学院での個別指導がすぐに結果につながることが快感で、学校にいる間も岡山に行くのが待ち遠しく感じました。そのくらい、富士学院で過ごす時間は有意義で生産的でした。冬の受験シーズンに入っても、学校の先生方だけでなくＦＡＸで富士学院に下書きを出し、入試のプロの先生に見てもらえたことで、合格により近づけたと思います。
富士学院は最後まで、一人ひとりを丁寧に見てくれる良い学問の場でした。ほかの予備校に通っていたのでは、合格はまずなかったと思います。本当にありがとうございました。
