福岡大学医学部合格
一般
A・S君
富士ゼミ生
滝高校卒業
1人で勉強をすることができずに現役で結果を残せなかった私が1年で合格することができたのは、我慢の結果だと考えています。
浪人生活は我慢の連続でした。その我慢にただ単に1年間をさすものではなく、浪人生活1年はもちろん、1ヶ月や1日、1時間や1問でさえも我慢我慢でした。1人で勉強をすることができずに現役で結果を残せなかった私が1年で合格することができたのは、我慢の結果だと考えています。そして、この我慢は家族や友達、富士学院の仲間や先生方の支えがなければ続けられませんでした。全ての支えて下さった方に感謝しています。
春の我慢は「時間」でした。長時間勉強することが苦手だった私は、勉強時間を延ばすことに苦労しました。朝8時に学院へ行き、夜10時に学院を出る生活は辛かったです。でも私より早く来て遅く帰る仲間もいたので、私も頑張る事ができました。この頃は1時間という短い区切りを意識することで長時間の勉強を乗り越えました。春に勉強する環境にできるだけ慣れておいたのは、1年を振り返るととても大きかったと思います。
夏の我慢は「内容」でした。この時期私はまだ基本的なレベルの問題を扱っていました。春から応用的なレベルを扱っている人もいましたが、春は時期的にも基本でいいと考え基本を扱っていました。しかし夏になると応用を扱う人も増え、自分は基本でいいのか不安でした。浪人しているのに基本を扱うということに不安を感じていたので、この時の不安はかなりのものでした。でも担当の先生方と立てた計画を信じました。今思うと夏まで、また夏を過ぎても基本を扱っていた自分の判断は全く間違っていなかったです。
秋・冬の我慢は「質」と「気持ち」でした。質を追求するとどうしても長時間座っていることができませんでした。すぐに人に聞けば楽でしたが、それでは力が伸びないと思い、自分は考え方が分からないのか、暗記すべきことを暗記していないから分からないのか、分からないにしても考える方向は今のままでいいのか、本番出たらどの位時間が使えるのか、などなど、1問で沢山のことを考えてから質問するようにしていました。考えていると、自分に解けるのか、この問題はみんなできているんじゃないか、こんなペースでやっていていいのかなども考えてしまい、質が落ちると共に不安になりました。最後の最後まで気持ちの持ち方で悩みました。でも学院の仲間、先生方の励ましのおかげで頑張ることができました。
この1年間、富士学院には本当にお世話になりました。毎日「勉強の調子はどうか」や「困っていることはないか」といった勉強面のサポートはもちろん、「○○って知ってるか」や「高校でどんな事をしていたか」などのちょっとした会話もしてくれて心の支えとなっていました。私は名古屋校でしたが、面接練習の際には福岡校の皆様にもお世話になりました。私は富士学院で良かったです。