三重大学医学部合格
一般
S・H君
富士ゼミ生
菊里高校卒業
教科力と受験力の2つを兼ね備えさせてくれる富士学院であったからこそ、合格できたと感謝しています
富士学院を初めて知ったのは、高校3年生で臨んだセンター試験が終わった後のことでした。国公立大学の出願校を決める際に、母が富士学院で国公立大学出願相談会を行っていると教えてくれたことがきっかけでした。相談会では出願校をセンター試験の結果だけでなく、二次試験で課せられる学科試験や面接などの自分との相性や他の受験生の動向なども考慮しながら、すべての国公立大学の中から丁寧に説明してくださいました。その年はセンター試験があまり良くなかったこともあり、残念ながら合格することができませんでした。浪人することが決まって、どこで浪人しようかと考えましたが、「大手予備校でも合格するだろう」と甘い考えを持ってしまい、大手予備校に行くことを決めてしまいました。
漠然と医療の世界には興味を持っていたものの、明確な目的意識もあまりなく、あまり自分から勉強することがなかったものの、高校まではそれなりの成績が出せていたので、それに慢心していた部分もあり、1浪目は成績も伸びずに2浪目を迎えることになりました。今年で最後と決めた2浪目は、現役の時から国公立大学出願相談会でお世話になっていた富士学院でやってみようと思い入学しました。
入学時の三者面談では「自宅にいる間は何をしてもいいので、学院にいる時間を長くし、最後まで集中して勉強してメリハリをつけたリズムを作ろう」と言ってもらい、自分自身の性格を考えて話をしてくれ、安心してスタートを切ることができました。しかしゼミがスタートして間もなく、これまで自分がやってきた勉強に対する姿勢や勉強方法を大幅に改善しなければいけないことを、身を持って実感させられました。しかし「何を・どこまで勉強すればいいのかわからない」という状態に陥っても、定期的にあるチーム会議で勉強の方向性や目的、必要性を各先生が丁寧に説明してくださり、その時期に応じてすべきことを明確にして勉強を進めることができました。苦手であった英語や物理についても暗記やフィーリングに頼らず、どうしてそうなるのかを厳しく指導してもらったことで、成績も向上し、安定してきました。
センター試験を終え、出願校検討会でも各教科の先生方が大学の出題傾向と自分自身の対応力などを考慮してアドバイスしてくださりました。現役・1浪目には地元の名古屋市立大学医学部に出願してきましたが、大手予備校のセンター判定ではB判定以上が出ていたものの、二次試験の英語の自由英作文と物理で他の受験生と差が出てしまう可能性を指摘され、より相性の合う三重大学医学部に出願することにしました。センター試験後は、三重大学の二次試験に特化して先生にチェックしてもらいながら、面接試験対策までしっかり行いました。試験日の前日まで先生方や職員の方の後押しがあったおかげで、すべて対策しきって試験に臨むことができました。
今回三重大学医学部に合格することができましたが、医学部の試験では勉強面の教科力はもちろんながら、自分自身のモチベーションのコントロールや日々の学習計画、勉強の仕方などの受験力も問われるということを痛感しました。教科力と受験力の2つを兼ね備えさせてくれる富士学院であったからこそ、合格できたと感謝しています。