【合格体験記】生徒の合格の軌跡です。

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2019年度合格体験記

川崎医科大学合格

一般

K・T君

富士ゼミ生
高田高校

教務の方々や先生の温かい励ましが、どんな状況でも最後まで諦めずに頑張る決意となりました。

私は現役の時の偏差値が、数学48、英語50、化学45、物理38ぐらいでした。高校三年生の夏休みまで部活動をしており、他の人より自由に使える時間がなかったので、正直ほとんど何も勉強してきませんでした。学校の定期テストでも勉強しないので、赤点を四~七個ぐらい取るのは当たり前のことでした。自分でもよく卒業できたと思うくらいで、当然、現役の時の受験は受かる希望もない状態でしたので記念に二つだけ受けて、すぐに翌年の受験へとシフトしました。
そんな時、富士学院という予備校を口コミで知り、愛知医科大学の入試日に話を聞きに行き、二月から通うことにしました。ゼロからのスタートでしたが、二月~三月まで個人指導を受け、先生方に分かりやすく教えていただけたこともあり、各科目に少しずつ自信が出来始めて、来年の受験に受かるかもしれないという思いが少しずつ湧き出てきました。四月になり、いよいよゼミが始まりました。四月~六月の授業では基礎的な内容であっても知らない知識がたくさんあり、頑張っても追いつかない状況でした。こんな状況で「本当に入試に受かるのだろうか」と友達とも話していました。しかし先生方や職員の方を信じ、寮生活で朝七時に友達と食堂に行き、その後すぐに塾に行くという生活を送ることを心がけました。職員の方々のサポートもあり、人生で初めて三食食べて規則正しい生活をすることができました。勉強面でも生活のリズムを確立し、学習計画を先生方と細かく見直していったおかげもあり、成績も、うなぎのぼりにすることができました。
十一月に金沢医科大学のAO入試を友達から勧められ、受験することにしました。最初の頃は、面接が苦手で、ほとんど何も言えない状況でした。そこから教務担当の方と何度も何度も練習を繰り返し、受け答えができるようになり、とても嬉しかったのをよく覚えています。しかし結果はそんなに甘くなく、金沢医科大学AO入試の結果は不合格でした。「結果を引きずってはいけない」と先生からも言われていたにも関わらず、富士学院にいても勉強したくない、帰りたいとしか思わなくなり、どうしようもなくなっては帰り、明日はやろうと思う日々の繰り返しでした。しかし、その間も教務の方々や先生方が温かく励まし続けてくれたおかげで、なんとか受験のスタートラインに立つことができました。入試会場でも教務の方や先生が来てくれ、優しく接していただいたことはとてもありがたかったです。
どんな状況でも最後まで諦めずに頑張ろうと決意し、頑張っていたところ、運が良く川崎医科大学の一次試験を突破しました。二次試験の前日に時間を割いていただき、川崎医科大学に沿った面接指導をしていただきました。金沢医科大学AO入試の面接練習を行っていたおかげで、川崎医科大学の面接練習でもしっかり話すことができ、自信を持って受験に臨むことができました。面接本番でも納得のいく面接をすることができ、無事合格することができました。
この一年間お世話になった先生方、教務の皆様、僕は、強がったり、とがったりした部分もあったのでご迷惑をおかけしたと思います。それでも優しく接していただき、良い方向へと導いていただいたと感じています。本当にありがとうございました。

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