関西医科大学合格
一般選抜(前期)
M・F君
富士ゼミ生
滝川第二高校
快適に勉強させていただいた富士学院には感謝してもしきれません。
私は三浪目になって初めて医学部に合格したわけだが、それまでの道のりは簡単なものではなかった。一浪目は基礎学力がまだまだ足りず、一次合格すらできなかった。周囲の賢い人間に追い付こうと、もがいていたが結果は得られなかった。全落ちを経験して、一年間の学習が無意味なものであったように感じ、大変ショックであった。また、同世代の生徒が次々と医学部進学を決めている中で焦りもあった。落ち込んでいても仕方がないと考え、二浪目では一浪目以上に自らを律して勉強に励んだ。模試でも徐々に結果が出て、成長を感じていた。本番でも二校の一次合格を果たした。その時は、二校の一次合格があれば一校は最終合格ができるのではないかと考えていた。しかし、その考えは甘く、医学部受験は自分の想定以上に厳しいものであった。結果的に二校とも不合格という形に終わった。二浪目の落ち込みようは一浪目のそれ以上であった。三浪目が始まる頃には、一浪目時に通っていた生徒はほとんどが医学部進学を決めていた。自分の将来に対するぼんやりとした不安を感じつつも、今後は自ら合格する番だと信じ、努力を続けてきた。第一回医学部模試で校舎内一位を取ったりなど、これまでに取ったことのないような成績を修めることができた。自分の努力が結果に現れることで、自信に繋がった。そして、本番では三校の正規合格を勝ち取った。医学部に合格できた嬉しさと、スタートラインに立てたことに対する安堵の気持ちで胸がいっぱいになった。山あり谷ありの浪人生活であったが、努力を続けられたのは、先生方や教務の方や友人や両親など様々な方々の力が大きい。快適に勉強させていただいた富士学院には感謝してもしきれない。大学入学後は、医学の道を極め、良き医療人へと成長する所存である。