金沢医科大学合格
一般選抜(前期)
Y・T君
富士ゼミ生
東海高校
全ての教科において、勉強というものを「分からない辛く苦しいもの」から「楽しく学ぶもの」へ変えてもらいました。
私は、どうしても浪人ということに負い目を感じ、精神的に追い込まれ最終的に全てを投げてしまい、どれだけやろうとしてもどこかフワフワして手に付かない。やる気が出ない。部屋からも出たくなくなる。やろうとしても最後までやりきれない。そういった状態で、成績もなかなか上がらず。といった感じで浪人二年間を過ごしていました。実際の成績も、四科目で偏差値五十あるのかな?くらいでした。そんな時に、環境を変えてみようと色々な塾で面談したりしていました。その一つが富士学院でした。他の塾では、特に大手予備校の様な大人数の所だと、話し相手が出来にくいのに加え、先生に質問が出来るチャンスが限られると思います。富士学院は、少人数のクラスなので友人も出来やすく、先生にも疑問に思った瞬間に質問出来るくらいの雰囲気と質問する機会があります。先生との距離も近く、自分の出来ない所・分からない所を把握して貰いやすく、自分の性格を分かった上でのアドバイスを貰いやすい。全ての教科の先生が努力した所は褒めてくれ、より頑張ろうという気持ちになりやすい。そういったことがすごく良かったと思っています。小論文も、ここまで勉強になる授業をしてくれる所はなく、最終的には小論文にはなんの不安もない。なんなら人より絶対上手く書けるという自信を持って受験に臨むことが出来ました。全ての教科において、勉強というものを「分からない辛く苦しいもの」から「楽しく学ぶもの」へ変えてもらいました。本当に感謝しています。また、通ってる生徒も、成績だけで人を見下す様な雰囲気ではなく、競い合って分からない所は解説し合って高め合うという雰囲気でした。教務の方も非常に良い雰囲気を作り出してくれていて、困ったことがあればすぐ相談に乗ってくれ、見かけると気さくに話しかけてくれました。そのおかげで話しにくい。気まずい。ということがなかったです。加えて、ある種の自由があり、勉強や浪人生活を自分のペースで過ごせるので、気づくと負の感情が消えた上で勉強に集中出来ていたと思います。
私が合格できた理由は、諦めなかったことだと思います。浪人をしていれば浮き沈みが必ずあります。全てを投げ出したくなる日。やる気が全く出ない日。昨日出来なかった問題を十問出来るようにした日もあれば、一問しか出来ない日もあります。それでも一歩で良いので昨日の自分を超えてください。なんだかんだ、それしか合格の方法は無いと思います。
最後になりますが、私が新しい塾を探していた時。ある塾の塾長の人に「浪人生は何の価値もないんだから勉強するしかないでしょ」と言われました。これに納得する人もいるとは思いますが、私はこれには全く納得できませんでした。
医師という仕事は、人の命を預かる非常に立派な仕事だと思います。それを目指して勉強に励んでいる皆さんは、人としての価値を十分持っています。浪人生には、お金を払ってもらっている。同級生より遅れてしまった。などといった独特のプレッシャーがあります。また、それぞれの人が違った悩みを持っていると思います。だからこそ、この一年を勉強だけでなく人としても成長出来る一年に是非してください。自分の人生の目標を考えたり、自分はどんな医師になりたいか考えてみてください。そのイメージを明確に持てた人は、何も考えずただ勉強だけ出来て医学部に先に入った人より、何十倍も価値のある人になれると思います。
自分は医師になる為に頑張っている受験生なんだという自信と誇りを是非持って、受験という壁を突破してください。応援しています。