福岡大学医学部医学科合格
学校推薦型選抜(地域枠)
R・S君
富士ゼミ生
壱岐高校
本当にありがとうございました。一年で合格すると宣言したあの日から、まさか自分が本当に合格できるなんて。最後まで諦めなかった自分を褒めたいと思います。
富士学院入学までを振り返り、当時の自分に一言。「その程度で合格できるのか」
高校時代の私は何事にも積極的でした。例えば一年次から生徒会活動へ参加したり、二年次では地域住民の健康増進を促すべく、地元の伝統民謡を用いて新たな踊りを考案し、テレビで放送されたりしました。勉強面でも常に高い目標をもち、三年間を過ごしました。しかし、医学部合格には至りませんでした。それもそのはず、全ての理系科目が苦手な上、模試のやり直し等もほとんどせずに、比較的得意だった英語に逃げて勉強していたからです。不合格通知後、初めて自分が医学部受験をなめていたことに気づいたのです。そんなとき、親の友人に勧められ富士学院を知りました。その後、いくつかの予備校を見学させてもらう中で、富士学院の基礎からしっかりと学習できる環境であるという点に惹かれ、入学を決意しました。
富士学院で勉強する中で、各科目の先生方が自分の苦手を把握してくださり、細かい質問でも嫌な顔一つせず対応してくださったことがとても心強く、私も必死に勉強に取り組みました。十月からは推薦入試で受ける英数のみに絞って勉強していました。その際、理科の学習が疎かになることで不安も大きかったのですが、教務の方や先生方との相談の上、推薦に比重をおいた勉強をすることにしました。
私が合格できた要因は、ストレスや不安を一人で抱え込まず自分から相談に行けたことだと思います。
入試一ヶ月前から朝起きることができなくなり、毎日遅刻して登校していた私を支えてくださったのが教務の方でした。勉強面だけでなく精神面でのサポートがあったことで、落ち込んでも前向きに捉えられるようになっていました。また、最後まで諦めない精神を強く持つことも大切なことだと思います。勉強面では、特に数学が苦手でしたので、対策問題を全てノートに貼り、いつでも復習できるよう工夫をして取り組みました。また、試験直前は数学のS先生に質問時間を設けてもらい、理解できていない部分をできるだけ吸収できるよう努力しました。質問が終わると、いつも先生が合格された生徒さんのお話を聞かせてくださいました。そのお話を聞きながら、合格した自分を思い浮かべては、いつもモチベーションを維持し続けることができました。私の受験勉強の中でS先生は不可欠な存在でした。
最後に、今日の私が在るのは多くの周囲の方々からの支援があってこそ成り立つものです。自分自身がどのような状況にあっても、常に感謝の気持ちを忘れない自分であることは、目標を達成する上でとても大切なことだと思います。一年で合格すると宣言したあの日から、まさか自分が本当に合格できるなんて。最後まで諦めなかった自分を褒めたいと思います。また、私を合格まで導いてくれた家族、先生、教務の方々には感謝しかありません。本当にありがとうございました!