関西医科大学合格
一般選抜試験(前期)
K・Oさん
富士ゼミ生
福岡大学附属大濠高校
受験は何が起こるか分からないのだと、自身の体験をもって感じました。
私は二浪目で富士学院に入学しました。一浪目は新型コロナの影響もあり、某予備校で毎日オンライン授業を受けていました。しかし友人もおらず日々孤独との戦い、成績も伸び悩んでいました。「夏は受験の天王山」という言葉をよく耳にしますが、私はその年の夏に気が滅入ってしまい、勉強に集中できませんでした。応援してくれる周囲の人の期待に応えられない自分が嫌で嫌でたまりませんでした。結果として一浪目はどの医学部からも合格がもらえず二浪目が決定しました。
去年のように途中で気持ちが折れてしまうことだけは絶対に避けたい、という強い気持ちをもって富士学院に入学しました。私はこの選択をして本当に良かったと思っています。入学当初からどの先生も私のことを気にかけてくださり、良いスタートが切れました。平日は一〇〇分四コマの授業、土曜日は週テストと忙しく毎日が過ぎていきました。友人関係も昨年のことがあり不安な気持ちを抱えていましたが、同じクラスに限らず良い友人を持つことができました。私が一番心配していた夏ですが、授業と自習のバランスが良く、あっという間の一ケ月でした。
秋になると漠然とした不安に襲われ、来年も浪人したらという不安が常にありました。しかし、入学した時の気持ちを思い出し、必ず目標を達成するのだという強い気持ちで乗り切りました。直前期になると授業がなくなり、自分に足りないものを補う勉強が中心になりました。私立大学の入試も始まり、緊張感のある日々が続きました。私は補欠者の繰り上げ合格で進学先が決まりました。受験は何が起こるか分からないのだと、自身の体験をもって感じました。
一年間支えてくださった富士学院の先生方、教務課の方々、友人、この環境で勉強させてくれた両親には本当に感謝しています。やっとスタートラインに立てたので今後六年間努力し続け、自分の目標に近づきたいです。