川崎医科大学合格
一般選抜
M・Tさん
富士ゼミ生
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私は再受験で多浪生でもあり、いつも暗闇にいる状態でしたが、実はたくさんの人に支えてもらっていることに改めて気付かされました。
私は、以前薬学部に通っており、仮面浪人を経て大学を中退し、個別指導の予備校に通っていました。しかし、一次合格にも及ばなかったので、勉強する環境を変えようと思い、少人数制でのクラス授業がある富士学院に通うことに決めました。
最初の四月頃は、今まで個別授業を受けてきた自分がクラス授業でやっていけるのかと、不安を抱いていました。ですが、これ以上浪人はできないと思い、授業で分からなかったところは積極的に先生に質問しに行きました。特に、物理が苦手科目で、先生には、もう一度基礎からやり直せと厳しいお言葉もいただきました。「今までやってきた勉強はなんだったんだろう」と自分を責める時もありましたが、なんとしてでも苦手科目を克服したい一心で、物理を基礎からやり直しました。そして、授業ノートを自分なりに新しいノートにまとめて、そのまとめた内容を先生の前で何も見ずに発表するという、インプット、整理、アウトプットを徹底しました。この徹底により、問題集を何周もするのではなく、物理を解く上での武器をちゃんと身につけることが重要だと思い知らされました。そして、苦手科目を克服したことで自分に自信がつき、メンタルも徐々に維持できるようになりました。
私は再受験で多浪生でもあり、いつ医学部に合格できるのかと不安を抱き、いつも暗闇にいる状態でした。それでも、諦めずに努力し続けることができたのは、同じ夢に向かって頑張る仲間や、悩みや不安に寄り添ってくださった教務の方々、私の合格を信じてご指導してくださった先生方、そして、浪人を許し、ずっと応援してきてくれた両親のおかげです。浪人は孤独に見えて、実はたくさんの人に支えてもらっていることに改めて気付かされました。本当に心から感謝しています。
最後にこれから医学部に挑戦する皆さんへ、合格するその日まで絶対に諦めないでください。私は何度も医学部を諦めようとした時、医師になった時の将来の自分を思い描きながら机に向かって勉強し続けました。諦めずに努力を積み重ねれば、いつか実を結び合格を勝ち取ることができます。自分を信じて頑張ってください。
応援しています。