2024年度医学部受験に見事打ち勝ったT・Y君の合格体験記です。

私は現役時、受験したどの大学も一次試験を突破できませんでした。浪人が決まった後、現役時代からお世話になり、アットホームで勉強に集中できる環境が揃っていた富士学院で、一年で必ず医学部に合格することを心に決め、入学しました。最終的には、複数の医学部の合格を勝ち取ることができましたが、勝因は三つあると考えています。
まず一つは、富士学院のカリキュラムを通じて、自分のルーティンを確立できたことです。毎週末に行われる週テストに集中し、一度扱ったものを一つずつできるようにして、知識や考え方を着実に身につけていくことで模試の成績も現役時に比べて飛躍的に伸びました。また、自分のノートや授業で扱った問題を入試直前まで何度も繰り返したことで本番で取るべき問題を確実に解くことができたと考えています。
二点目は、富士学院の環境です。授業は少人数制であり、各教科の先生方は、生徒の受け答えやノートを見ながら一人ひとりの理解度を把握し、授業を進めてくださいました。さらに、自習や過去問対策でわからないところがあれば自分が納得できるまで対応してくださり、自分の理解を深められただけでなく、受験期間中には心の大きな支えになりました。また、授業が終わり疲れていても食堂で温かく、美味しいご飯を毎日すぐに食べられることは他の予備校にはない富士学院の大きな魅力です。毎日、心を込めて食事を作ってくださった調理師の皆様、いつも自分の事を気にかけてくれる教務の方々や先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
三点目は、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間に出会えたことです。成績が落ちたり、モチベーションが下がったりと勉強に取り組むのが辛いときが何度かありました。しかし、同じ釜の飯を食べる仲間、同じ教室で授業を受ける仲間と笑ったり、時には弱音を吐くことで、また頑張ろうと前を向くことができました。
この合格は自分一人のものではないと強く感じています。富士学院は、勉強に励む場であったのはもちろんのこと、私が人として大きく成長できた場だったと思います。間違いなく、この一年はこれからの人生にとって、意味ある大切な一年だったといえます。
私自身、医学部受験のスタートも過程も決して順調なものではありませんでした。これから受験を迎える方も、きっと辛いときが訪れると思いますが、絶対に諦めず、自分を信じて最後まで悔いのないように走り切ってください。そうすればきっと合格は勝ち取れます。
富士学院でお世話になった皆様、一年間、本当にありがとうございました。