2024年04月24日
【保護者の声速報!】昭和大学医学部一般選抜入試(Ⅰ期)に合格した富士ゼミ生K・Hさんのお母様から感謝の言葉をいただきました!
昭和大学医学部一般選抜入試(Ⅰ期)合格 K・Hさん
H・H様(お母様)
富士学院ではどの先生も人として滲みでる人生経験の豊富さ、また壁が無く素でお話ししてくれる人間性、中々出会えることのない素晴らしい先生方だと思いました。
H・H様(お母様)
富士学院ではどの先生も人として滲みでる人生経験の豊富さ、また壁が無く素でお話ししてくれる人間性、中々出会えることのない素晴らしい先生方だと思いました。
富士学院で過ごした二年間は、本当の意味での医学部に入るために必要な時間でした。
実際に医学部に合格するまで二年間は掛かりましたが、正直二浪をして本当に良かったと思っています。小さい時から「医師になりたい」といい日々勉強はしていましたが、現役時は医学部に入る学力が足りないことだけでなく、医学部受験がどのようなものかを本人も家族も全く分かっていませんでした。これから医学部を目指す方々に、富士学院を選んだ理由と塾での二年間を通して学んだこと成長したことを伝えられればと思います。
自宅のある県内には医学部専門予備校がなかったこと、また、できるだけ通学に時間を要しないことを考え、寮のある県外の医学部予備校を検討していました。実際に、各予備校の塾長と面談をしてきましたが、全ての質問に対して的確な返答を得られた予備校は富士学院のみでした。また、最終的に富士学院を選んだ理由は、①三食バランスの良い温かいご飯が出ること、②寮がすぐ隣にあること、③バイト生を雇用しておらず、質問に対し全て先生が対応してくれることでした。この三点は予備校生活において重要なポイントだったと思っています。
一浪目は、進学校出身の方と一緒に勉強する中で自分の理解力の無さや出来なさに悩む日々が続いていましたが、それと共に自分と向き合う大切な時間を得ることができたと思います。自分自身のことで精一杯の状態でしたが、周囲の友達はいつも優しく手を差し伸べてくれていました。受験直前で皆が焦るなかでも、問題に悩んでいると率先して教えてくれるだけでなく、計算ミスなども一緒に探してくれるなど、本当に周囲に支えられ、親である私も話を聞いて心温まることが度々ありました。はじめは、誰も知らない同士ですが、同じ食事をとる場所は自然と打ち解けあえる環境を提供していただたと思います。また、食堂は栄養バランスの取れた食事だけでなく、スタッフの方は皆優しく、いつも話かけてくれるほっとする環境でもあった様です。 結局、一浪目は一次合格と補欠はありましたが、回ってくることは無く、再度富士学院にお世話になる事になりました。
二浪目になると、娘自身の考え方や行動に変化を感じました。生活面では十分な睡眠の確保、リフレッシュ、運動を毎日継続していました。一浪の時は、机に座っている時間で自分を縛っていましたが、二浪目は勉強している時にどれだけ集中しているかに重点を置くべきであると分かった様です。この点に関しては、塾と寮が隣であることを最大限に活用させて貰いました。ある意味、一浪時の切羽詰まる危機感とは全く正反対でしたが、これらが一番大切だったことと思います。自分自身の気持ちをどうコントロールするかは、大学に入っても医師になっても一番重要なことであると考えます。
勉強面で娘が気を付けたことは、他の人と比べない、終わった試験の結果は気にしない、少しでも疑問に思ったことは納得行くまで質問する、また、進め方に不安を持つ時は各教科の先生に直ぐに相談することでした。二年目は、ほぼ安定して成績を得ることができ、話している言葉からも各教科ある一定の壁を乗り越えた様に感じ取れました。
時間は掛かりましたが、確実な学力を得ることができたのは、本当に富士学院の先生方の人柄と教え方、医学部受験に対して積み重ねてきた実績だと思っています。入塾において、重視していた質問対応に関しても、実際に授業を担当して貰っている先生に、納得いくまで付き合っていただけることは他の塾ではほぼ無いと思います。娘曰く、どの先生もどんな質問に対しても、濁さず最後までとことん付き合ってくれたそうです。
富士学院に通い、親として一番嬉しかったことは、本人が尊敬する先生と出会えたことでした。元々、一般的な解釈と異なる着眼点を持つ娘だったため、通常の先生には頭から否定されてしまうことが多かった様ですが、英語担当のY先生は、初めて彼女の通常とは違う視点を逆に褒めてくれました。それからは、思ったことを質問して良いのだという認識に徐々に変化して行った様です。また、本人が不安や焦りを乗り越えて、自分自信の中でも本当の意味で勉強に向き合うことができたことをY先生はちゃんと見ており、娘にその事に対する言葉をかけてくれました。実際に伝えていただいた言葉一つひとつが、娘の飛躍に繋がったと思っています。二浪目から担当していただいた数学のH先生は、数学の問題を解く上での娘の性格や癖を読み取るのが本当に早く的確でした。更に、進め方に対しての相談には、いつも適切な指示をくださり、授業以外にも必要と思われることには計画性のある課題を出してくれるなど、時間の許す限り教えていただきました。ここまで、対応してくれる先生は本当に居ないと思っています。
退塾の際に、各担当の先生方と個々にお話しさせていただきましたが、娘が尊敬する意味が瞬時にわかりました。どの先生も人として滲みでる人生経験の豊富さ、また壁が無く素でお話ししてくれる人間性、中々出会えることのない素晴らしい先生方だと思いました。
富士学院での二年間を終えて、自分の気持ちをコントロールすること、また自分にあった勉強方法を得ることができました。大学だけでなく医学の道に進む娘を親として安心して送り出す気持ちになれました。
医学部受験が終わり、小学校四年生の時に担任の先生に預かった封筒を娘に渡しました。封筒の中には、「二十歳になった自分へ」の手紙が入っており、そこには医師になることが記載されていました。本人の強い気持ちとやり続けたこと、周囲の様々なサポートを受け、娘の夢の扉が開きました。富士学院で学んだことは、これからの様々な困難を乗り越えるための助けになると思っています。本当にありがとうございました。
メッセージをお送り頂きまして本当にありがとうございました。
1990.02.25
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