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私は三年間大手予備校で過ごし、大手予備校ではこれ以上成績の伸びが期待できないのではないだろうかと迷っていた時に目にしたのが、新聞に載っていた富士学院の広告だった。自分の成績を伸ばすためには少人数制によるきめ細かい指導しかないと思い、親に頼んで富士学院への入校を許してもらい、合格していた長崎大学薬学部を休学し、今年で医学部に合格できなかったら薬学部に進学すると決め、まさに「背水の陣」で医学部挑戦ラストイヤーを迎えた。
富士学院に入校して感じたことは自分の無知さであった。今までそれなりに勉強してきたという自負があったが、そんなプライドはすぐさま崩壊。授業で教わることは今まで自分が知らなかったことが目白押しで、いかに浪人三年間の勉強が甘いものであったかを痛感させられた。そして富士学院での日々は毎日が充実していた。というのも、先生達が課題をたんまり与えてくれたからだ。毎日課題提出に追われ本当に忙しかったが、「やる事がない」なんて日は一日たりともなかったので、迷ったりする無駄な時間もなく勉強に取り組めた。習熟度テストで思ったような点数が取れずに悔し泣きしたこともあった。しかし自然に悔し 涙が流れたということが、自分の成長の証だったように思える。
これから富士学院へ入校してくるであろう人達に言いたいことは「受験をなめるな」ということだ。毎日を適当に過ごして合格できるほど医学部は甘くない。また先生達にしっかりとついていくことが大切だ。私が合格できたのは自分の努力以上に先生達の努力のおかげだと思う。先生達の助けなしに私の合格はありえなかった。先生達は自分の熱意にしっかりと(人によっては倍返しで(笑))応えてくれますよ!
最後になりましたが、私を支えてくれた富士学院の方々、指導してくれた先生達、そして散々迷惑かけた家族にこの場を借りてお礼を言わせてもらいたいと思います。本当にありがとうございました。