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私は現役生の頃、薬学部を目指していました。甘く見ていた私はたいして勉強せず、すべり止めとして考えていた所も落ち浪人しました。浪人する際に、医学部に変更し1年間の浪人を条件に、大手の予備校ではなく医学部受験専門の富士学院を選びました。
元々が薬学部志望だったので、医学部を受験するには数ⅢCと理科1科目が足りず、物理はゼロからのスタートでした。富士学院に入った頃は、1コマ150分で高校の3倍もあり、毎日がきつく何度もサボろうと思いました。しかし周りで一生懸命勉強する先輩方や、同年代の友達を見て最後まで頑張れました。秋頃には物理以外の3教科は順調に伸び、一方で物理の結果が出ない事に焦りはじめ、先生に言われていた”復習”をせずに、先に進む事ばかり考えていました。そして受験直前の12月の大学のプレテストで悲惨な点を取り、最後の2ヶ月は時間の限り物理の復習をしました。そのおかげで受験時には、成果が出て合格することができました。この1年間は今までにないぐらい受験勉強して、最後の最後で先生の言っていた復習の大切さを実感しました。そして合格は信じられないけど、今ではいつも応援して支えてくれた家族や、離れていても常に連絡をくれた親友達や、毎日競い合いながら勉強したクラスの友達と、何度も質問し、しつこいぐらいだった私にいつも丁寧に教えてくれた先生方には本当に感謝しています。
1年間お世話になりました。本当にありがとうございました。