富士学院で浪人1年目を過ごし、近畿大学医学部に進学が決定したK・N君に話を伺いました。
教室長
まずは医学部合格おめでとう! 近畿大学医学部、金沢医科大学、帝京大学医学部3つバッチリ決めたね。
K・N君
ありがとうございます!
教室長
K・N君は東邦大学にいるお兄さんの同級生で富士学院OGのH・Rさんの紹介で入学したんだったね。富士学院を選んで受験勉強をスタートした訳だけど、最初にどう感じた?
K・N君
現役の時から、私立医学部を目指していたので、地元の予備校にも通っていたんですが、医学部専門ではなかったので、周囲との温度差というか何か一体感がなかったんです。
富士学院は生徒も先生達も同じ方向を目指していて、みんな医学部を目指しているギラつき感というか(笑)、真剣さを感じました。
教室長
授業の印象はどうだった?
K・N君
一番感動したのは、最初に受けた河合先生の化学の授業で、化学はそれまででも結構できていたので、化学は現状維持でいいやと思っていたんですが、河合先生の授業がとても面白くて、素直に凄いなと思えました。点数だけじゃなくて、化学本来の面白さを感じながら勉強できたので、受験するまでに理論化学とかも力がつき、更に伸ばすことができました。
教室長
高校で学んでいるから大丈夫だと思っていても、医学部受験に関しては補わないといけない部分がかなりあるからね。実際、現役のときに受験した時はどうだったの?
K・N君
全然受かる気がしませんでした(笑)。
教室長
富士学院に入学した頃、K・N君はマークシートが苦手で、正直、かなり心配したこともあったんだけど、マークのどの辺が苦手だった?
K・N君
今はだいぶ苦手意識はなくなったんですけど、どちらかというと記述が得意で、数学なんかも「自由に解きたい」(笑)という気持ちが強かったからかもしれません。マークは、答えに束縛されるような感じがしていたんだと思います。
でも、出口先生の数学は授業内容も自分の性格にすごく合っていて、自分でも力がついてきているのが分かりました。
教室長
秋頃から、受験に向けて特に英語に力を入れるようにしたけど、実際どうだった?
K・N君
英語は覚えることが膨大だったんですが、英語の吉田先生も好きだったので、頑張れました。淡々と授業を受けて問題をこなすよりも、好きになった先生から納得の行く授業をうけるほうが身になるというか。吉田先生は人間的にも好きでしたし、こっちが変な質問をしたかなと思うような質問でも丁寧に答えてくれて、その質問が出るならここもっていう感じで、元々自分がわかっていない所まで掘り起こしてくれたので、英文法とかも効率良く覚えることができたし、全く無駄がなかったです。
教室長
授業のほかで特別N・K君がやっていた勉強法はある?
K・N君
心がけたことは、授業では内容を100%を理解するということです。授業中でもどんどん質問もできるから、その時間内で質問して理解して、授業が終わった後で授業内容の質問をしなくて良いように心がけました。
淡々と授業を進める先生だったら、記憶にも残りにくいと思うし、授業中だけで授業を全部理解することは難しいと思うんですが、富士学院の先生方は人間的にも信頼できたので授業に集中できたし、お陰ですごく記憶に残ったので、すぐに応用問題にも活かすことができました。
他は、入試直前になったら受験する大学の赤本を解くぐらいはもちろんやりましたが、基本的には先生に言われたことを勉強しただけです。
現役の時は数学は基本は出来ていたんですけど、応用が苦手だったので現役の時は自信がありませんでした。だけど今年、富士学院に入って応用力もバッチリついたので大丈夫でした。英語も得意と言うにはまだ自信はないんですが、1年間勉強したことである程度太刀打ちできるかなという実感もあったので、あとは得意科目を活かせば合格するんじゃないかなというくらい自信がつきました。
教室長
富士学院で過ごした期間は勉強だけの1年だったけど、K・N君にとって秋口が少しきつい時期だったよね。でもそれを乗り越えて1年間頑張り続けられたポイントは何かな?
K・N君
そうでした。9〜10月ぐらいがちょっとキツかったですね。受験も近づいてきますし、ちょっと集中して勉強に向かえない時期がありましたね・・・
常に心掛けたのは、この1年間は「ポジティブ」でいこうという事でした。自分の性格もあるんですが(笑)、それも、ある意味焦ることなく受験に向かうことができたので良かったと思います。
教室長
これから医学部を目指して頑張っている後輩たちにメッセージをもらえる?
K・N君
浪人して一番強く思ったのは、やっぱり先生にちゃんとついて行くということです。先生を信じられなくなったら、その科目はダメだと思うんですよ。だから、その先生を好きになってついて行く・・・予備校にもよると思んですけど、富士学院の先生なら、言われたことをやっていけば確実に力はつくと思うので、まずは先生を信じるべきだと思います。
教室長
受験までの時間は限られているわけだから、まずは100%先生を信じて、受験にまっすぐ向かうというのが合格への近道だと言えるよね。
K・N君がポジティブに無駄のない1年を富士学院で過ごせたのは、とても重要な事なんだよ。
K・N君
辛いことはすぐ忘れるようにしてました(笑)。勉強生活の中で、この1年の富士学院の4科目の先生方が大好きでした。今までに出会った中で一番信頼出来る先生方でした。
教室長
すばらしいメッセージをありがとう。今後も、富士学院で学んだように、先生を信じて素直な気持ちで大学での勉強にも向き合っていけるよう頑張ってね。
K・N君
はい!ありがとうございました。