-
私は高校の時に定時制(夜間)の学校に通っており、進学校ではなかったということもあって勉強を全くしていませんでした。富士学院に通うことになった時、実質、教科書1ページ目からのスタートだったのですが、2浪目で4つの医学部に正規合格できたのは富士学院からの大きなサポートがあったからに他なりません。
富士学院の良いところは、講師との距離がとても近いところです。私は問題を解き始めるどころか、まず机に長時間座って勉強するという姿勢から受験勉強に入っていったのですが、どのように勉強すればよいか常にアドバイスをくれたのは、講師の方々でした。富士学院は生徒が講師に質問できる環境がとても整っているので、私も少し考えてわからない所があれば、どんなに初歩的なことでもすぐに近くの先生を探して問題の解決に励むことから始めました。日々の講義に加えて、この質問の積み重ねが受験を勝ち抜く力の根源になったといっても過言ではありません。
浪人生活は自分が思っているより3倍はキツい。それが浪人を終えた私の感想です。一日中勉強するというのは勿論のこと、医学部合格を意識した際にかかるプレッシャーは精神的にかなりこたえます(ストレスで4kg増えました)。正直、受験をやめようと思ったこともある私ですが、やる気を失っていた時によく考えていたことは、合格発表の時の自分の姿でした。実際のその時、後悔しない自分になるために頑張ろうという気持ちが、やる気の原動力に繋がったと思います。
最後となりましたが、先生方と教務の方々、そして家族に心から感謝いたします。私の周りの人々の支えがあったからこそ今の私があります。本当にありがとうございました。