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3浪目を迎えるにあたって、とにかく勉強に専念しようと思いました。それができないと入試で通用しないとも思い、医学部の専門予備校である富士学院を選びました。理由は2つあり、1つ目は2年目のように大手だとなかなか勉強だけに向かっていけない自分であった事。2つ目は自分と成績は同じぐらいだったのに富士学院で1年で3校合格した高校の同級生の勧め。実際に授業が始まると、少人数であり先生との距離が近いので授業で集中できたし、タイミングを見て先生もメリハリつけてくれて良かった。
今年一番きつかったのは、過去問を解く時期の10月くらいでした。最初は全然解けなかったけど、やってるうちに段々自信がついてきました。先生方から入学以来、「考えろ」といつも言われていた意味が分かった時期でもありました。入試は一人で受けるし、自分で考える事以外に活路はない。その後、段々と応用力もつけながら受験に挑む事ができたと思います。10月以外にもキツイ時期は次から次へと訪れましたが、色んな面で心配りをしてくれる先生や職員の皆さんに応えなきゃという気持ちと3浪目でこれ以上浪人できないという思いで、改めて決意し直すという1年間でした。特に化学は今年伸びました。M先生はじめ他の科目の先生方も自分だけの課題を用意してくれて、夜も時間作ってくれて、本当にありがたかったです。これに応えなきゃ、自分で自分が嫌になるような気持ちもありました。
あと、1年間続けた事は、必ず毎日、風呂を溜めて入る事と、家に帰っても勉強しなくていいと思えるぐらい学院で徹底的に勉強する事。風呂に入ってるとき、大学に入学した時の抱負を考えたりもしていました。医学部受験は大変だから、やりたい事を何か一つぐらい我慢してでも勉強するぐらいの気持ちが必要だと思っていたけど、自分がそれをやり通せた事が嬉しかったし、成長できたかなと思っています。医学部で学ぶ準備も富士学院でできたと思っています。これから医学部を受験する人たちは、勉強面や受験に対して不安なときもあると思うけど、そういうときこそやるべき事をやる。そして具体的なビジョンを持つ事が大切だと思います。医師になったときの自分とか、大学で楽しんでる自分を想像したりするのも良いと思います。
富士学院の職員の方は、勉強以外にも相談できたし、普通の会話も聞いてくれて楽しかったです。先生方もとても僕の事を考えてくれて、授業以外のときでもやさしくしてくれて、そのお陰で授業も楽しく受ける事が出来たし、本当に感謝しています。皆さん、ありがとうございました!