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私は現役時代、様々な学部学科に進む気持ちもある中で受験勉強をしていました。同学年の半分が推薦で医学部以外の大学に進学できる状況もあり、医学部受験に対する思いがかなり欠けていたという反省のもと、医学部に特化しており、少人数で自分にあった勉強のカリキュラムを作成してくれるというところを探した時に、富士学院が目に止まりました。実際に富士学院に入って、高校の30〜40人単位での授業から少人数の授業に変わったことで、質問や先生に当てられる回数が多いのに驚くばかりだったのですが、富士ゼミのクラスには医学部を目指した色々な人がいるので、先輩たちにも質問できたりとか、勉強以外にも学べたことが良い経験だったと思います。
高校の時に全然伸びず、苦手意識が自分の中に強くあった英語には一番力を入れてきた1年間でした。担当の先生や教務の方に相談して、自分の弱点を克服できるようなカリキュラムになるように見てもらって、一部マンツーマンを加えて努力することで成績が伸び、それがまた新しい勉強へのモチベーションに繋がりました。皆さんの気持ちに応える思いから、「その日やった内容をその日のうちに完結して絶対に終わらせ、次の日には持ち越さない」ことを意識して続けました。寝るのは毎日1〜2時頃でしたが、正直キツかったですが、続けるうちに理解が深まり成績も上がり、受験までやり通せたのも自分の中では自信に繋がりました。
クラスは学力が均衡した人達同士で、切磋琢磨しながら頑張っていましたが、秋頃は精神的にも一番きつい時期でした。現役の時に一度受験を失敗をしており、トラウマみたいなものが出てきて、受験が近づいてくるとどうしても思い出してしまった。「もしも失敗したら、また1年後、同じことをしなければならない」などというマイナスのことばかり考えてしまう事が増えていきました。でもそんな時、校舎長をはじめ教務の皆さんが相談に乗ってくれて精神的なケアをしてくれたお陰で「もう1日頑張ろう」という勉強に対するモチベーションを保つことができたのが合格できた要因だったと思っています。大学に入るのに現役生より1年多く勉強して入ったので、自分で言うのは何ですが医大生になる上で意識は高いと思っています。やっとスタート地点に立てたので、気を緩めずに富士学院で培ってきた「努力し続ける事」を大学に行ってからも続けて、富士学院の歴代の先輩たちとの繋がりも持って、6年間努力して大学を卒業できるように頑張りたいと思います。
富士学院に入ってきた時は、怖い先生いるのかなとか、スパルタなのかなとか不安からのスタートだったのですが、授業以外の時間では気軽に雑談に応じてくれたり、勉強だけではなく、人間として勉強以外の面でも成長させてくれる環境だったので、直接現役で合格するよりも、富士学院を経由して大学に進むことが出来て実は良かったのではないかと、今振り返ってみて思います。
私は富士学院に来た当初、最初から成績が良かったわけではありません。でも、全国のライバルに勝つためには富士学院でまずトップを狙おうという気持ちを持って頑張り続けました。辛い時には大学に合格してからのことを考えたりした事もありましたが、自分の場合は、落ちた時のことを考えて、「絶対にこれを繰り返してはいけないんだ」「早く医師になるためのスタートラインに立つんだ」「絶対に過去の後悔を繰り返さない」という気持ちで頑張りました。「もう1日頑張ろう」そういう気持で頑張っていけば、必ず成績もついて来ます。そして常に目標を持って勉強し続けることが重要だと思います。これからも良医を目指してしっかり頑張っていきます、色々と成長させて頂きありがとうございました!