まず、富士学院入学に至った理由は、私が本気で医師になりたいと心から強く志望し、そのうえで医学部進学専門予備校で頑張って勉強したいと思ったからです。
富士学院を選んだ理由は、新聞の広告を見て、訪問し説明を聞いた時に、富士の充実した設備とアットホームな雰囲気がとても好印象で、そして何よりも、「ここなら医学部のための勉強をしていける」と直観的に思ったからです。富士学院入学当初の自分は、1浪目にいた大手予備校から環境を変えたことで希望と不安の半分半分でした。中学高校1浪と続けていた自分の『悪い』勉強スタイルからなかなか抜け出せずあまり良いスタートではなかったと思います。勉強に対してあまり「なぜ?」を追及することなく、最悪暗記でもいいやと感じでした。そして、わからないことや疑問を先生に質問することが今までなかったので、どうやって何を質問すればいのか悩みました。それも含めて先生にも友達にもあまり上手く心を開けていませんでした。
富士学院にも少し慣れ、学内や校外の模試結果が掲示板に張り出される形で自分の今の立ち位置を確認しながら勉強していました。自分の一番苦手な科目(物理)は、担当の先生と数回面談をしながら勉強していましたが、なかなか物理に向き合えずにいました、2浪目は、3校の1次合格を頂きましたが2次を突破することはできませんでした。今度は、自分自身を変えることを目標にもう一度富士学院(3浪目)で勉強することに決めました。
最初(4月〜8月)は、「自分を変えよう、変えよう」という気持ちが空回り。先生や教務の方々、友達に普段の自分について聞いたところ、それが自分の考えていたこととギャップがあり、アドバイスをもらおうと思ったのに、ある意味ショックで、勉強も心の中もバタバタしてました。それでも、聞かなかったら自覚できないことが多く、後で勉強もまだまだと気付けました
富士学院に入って良かったこと、ここで頑張れたのは、いつも近くにいる先生や教務の方々とクラス内外の友達が全力で支え応援してくれていることが肌で常に感じられるところです。ベクトルが同じ仲間ということで、お互いに気持ちが分かり合え、すごく居心地が良いです。富士学院の温かさは、特に入試中に感じることができました。今年の入試前半で全然結果が出なかったとき、周りにいたクラスの仲間や先生方に声をかけてもらったことで、後半戦に向けて再び立ち上がることができました。そして、一次合格や久留米の正規合格が来たときに、自分のことのように「やったー」とか「よかった」と喜んでくれる仲間が周りにいたことを知り、とても幸せでした。すべてひっくるめて、こんな経験ができたのは富士学院に通ったからです。勉強する大切さも、難しさも学びました。大学では、勉強も生活もより積極的な姿勢で日々過ごしていこうと思います。とにかく『自分で考える』ことです。その第一歩が予習です。わかる点、わからない点を明確にする。わからなくても、自分の答えを用意する。授業中は、そのノートにメモする程度で、先生の話に全力で耳を傾ける。復習は一日置いて、メモを復習ノートに整理する。富士にいる先生達が最高の参考書です。極端な話、それ以外何も必要無いくらいです!!
医学部合格への原動力は、医師になるという夢を諦めない気持ちです。その気持ちがある限り走り続けて下さい。きっと富士でサクラを咲かせることができると思います。
自分を成長させてくれた富士に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。