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授業を受けてからは衝撃の連続だった。今まで勉強してきたことが、実際にはほとんど分かっていなかったのだ。分かるはずの問題も、問い方を変えられたら答えられない。そこで初めて気づいた。“分かる”と“できる”は違うと。当たり前のことかもしれないが、大切なことだと思い、今までの勉強スタイルを変え実践してきた。それは分からないことはごまかさずに、考えて、考えて、それでもわからないことは先生に理解するまで聞いた。先生は嫌な顔一つせずに、丁寧に対応して下さった。とことん考えて学習する中で、勉強するのがおもしろくなった。出来なかった問題が出来ると嬉しかったし、少しずつ成績が上がり、初めて模試で医学部C判定が出たときは涙が出るほど喜んだ。先生の言われたことをきちんとこなし、復習を重ねる上で、合格への希望が見え始めたのだ。
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また私は、久留米大学の推薦を希望しており、富士学院はその為の対策授業を設けて下さった。通常の授業に+αという形で、試験の傾向や対策を確実にはかった上での演習や、模擬試験の実施、そして面接や小論対策まで全てに渡り丁寧に指導して下さった。夏から受験前日までという期間の中で、自分の弱点を見つけ克服することを繰り返すことによって、受験に対する自信を持って本番を迎えることが出来たのだ。
合格を手にしてから、この一年を振り返ってみた。正直、泣くほどキツかった。何度か親に「帰りたい、帰りたい」と泣きながら電話したこともあった。誰もいない場所で泣くことも何回もあった。それでも頑張れたのは、同じ医学部を目指す仲間や、教務の方々、先生方、何より家族の励ましがあったからだ。 -
富士学院のおかげで、私の人生180度良い方向を向いている。本当にありがとうございました。患者さんの笑顔と健康を守る医者になる為にこれからも頑張ります。
現役の頃の話だ。私は元々医学部志望だったが、浪人するのが嫌で、看護か薬学部か自分の入れる大学に行ければ良いと諦めていた。医学部は全滅し、案の上B判定やC判定が出ていた学部の大学も落ちてしまった。中学・高校共に勉強に対して、真摯に取り組んできた自覚はあったが、本当にショックだった。挫折を経験しながら、富士学院でもう一年頑張ることに決めた。