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私は現役の時には好きな理科以外はほとんど勉強せず、一浪目の時に現役時の遅れを取り戻すために基礎固めの勉強をしました。現役、一浪と一次試験は全て不合格で医学部は諦めたほうが良いのではないかと思うこともありました。しかし、三浪目までは医学部一筋で頑張ろうと決め、二浪目が決定した去年の三月に小人数グループ学習を行っている医学部受験専門の予備校である富士学院に入り、合格する為の勉強をしようと決めました。
富士学院では勉強のやり方だけではなく、考え方も学べました。特に私の場合は知識を詰め込んでそれに満足するだけで知識の応用はできない状態で富士学院に入学しました。そのため、入学当初の偏差値は50にも届かない程でした。しかし、得意な化学・生物の知識の整理や苦手な数学・英語の勉強法の改善などをしていった結果、6月頃には偏差値が60を超えることができるようになりました。富士学院で私は寮に入り勉強をしてきました。現役・一浪の頃は自宅から塾に通っていたので親に頼ってばかりで、自主性が身に付きませんでした。そのため寮生活のおかげで自主性が身に付き責任感も強くなったと思います。
受験期に入ってからは岩手医科大学から始まり一ヶ月間、東京~福岡を行き来していました。二浪目で初めて一次試験に合格したので、二次試験もすぐに受かると思っていました。しかし来るのは補欠と不合格ばかりで正直、心が折れました。それでも教務の先生方に支えられ励まされ、埼玉後期・昭和Ⅱ期までは気を強く持って臨もうと決心しました。結果的に埼玉後期で合格できたのは先生方の励ましのおかげで心が折れなかったからだと感じています。
最後になりましたが、この紙面上では書ききることができない程の感謝を教務の先生方や勉強を教えて頂いた先生方にしています。ありがとうございました。