藤田保健衛生大学・久留米大学に見事合格したT・S君に話を伺いました。
校舎長
見事1年で藤田保健衛生大学・久留米大学の合格、本当におめでとう。今年1年を振り返ってみてどうだった?
T・S君
現役時代は受験したものの、記念受験という感じでした。医学部を目指そうと思ったのが高校3年生になってからだったので、現役の受験までの1年間では、まず合格は無理だろうと浪人も視野に入れて勉強をしていました。やはり、どうせ浪人するからという気持ちがあったので、高校時代はちゃんと勉強してこなかったというのが正直なところです。高校時代は欠席も多かったのですが、今年はその反省を踏まえ、1年で必ず合格する、という強い気持ちを常に持ちながら勉強することができました。欠席することなく頑張り続けてこられた成果が出たのだと思っています。
校舎長
富士学院に入学を決めた理由は何でしたか?
T・S君
富士学院を初めて知ったのは、インターネットでした。少人数の授業形態で何校か検討していました。
富士学院に入学する決め手になったのは、幼馴染の子が昨年富士学院で勉強していて、そこの親御さんからも本人からも、富士学院の色んな良い話を聞いたことでした。宣伝に書いてあることではなくて、直接聞いた話なので、安心して入学できました。
校舎長
実際に入学してみてどうでした?
T・S君
今年こうして合格できたのは、富士学院のおかげなので良かったと思っています。授業が始まる前の春期講座の時点から、学院のアットホームな雰囲気からか、すぐに話せる仲間が出来て、いち早く打ち解けることができました。授業に関しても、先生との距離が近く、質問をしながらしっかり疑問を解決していくことができました。分からないことを分からないまま次の日を迎えることがありませんでした。授業外でもしっかりアドバイスをしてもらえ、入学してとても良かったと思っています。
校舎長
1コマ100分のゼミの授業はどうだった?
T・S君
開講式までは100分はすごく長いなと思っていました。ただ、僕の場合は高校の内容を1から勉強しなおしていく状態だったので、授業が始まってからは集中して受けられていたせいか短く感じることもよくありました。それだけ100分間授業に集中できていたのだと思います。
普段から100分間集中して授業に臨むことができていたおかげで、受験の時も集中が途切れることなく、試験に向かえていました。
校舎長
4教科の勉強時間や4教科のバランスはどうだったかな?
T・S君
担任の先生は物理のN先生でしたが、N先生には物理のことだけでなく、他の教科のこともしっかり気にかけてもらっていました。僕は物理が得意だったので、逆に物理のウェイトを軽くして、苦手だった化学や、他の教科を含めた全体のバランスなどのアドバイスもしてもらえました。先生が教科毎のバランスを取ってくれていたおかげで、受験に立ち向かえる総合力が身についたと思っています。先生方には、とても感謝しています。
校舎長
生活面、寮生活についてはどうだった?
T・S君
寮生活については、何の問題もなく生活することができました。最初の方は、教務の方に生活面で気にかけてもらったりしていましたが、最後まで、掃除・洗濯を含めてやり通すことが出来ました。寮に入るまでは全部親がやってくれていたことでしたが、自分で掃除や洗濯をするようになり、少しは成長することができたと思います。食事に関しても、食堂で食事を摂ることができたので、栄養面の不安もなく、しっかり勉強に集中できる環境でした。
校舎長
富士学院に入学して得たものって、何かありますか?
T・S君
最初は、ゼミのスケジュールがめちゃくちゃきついなと思いましたが、自分が合格したいから勉強をしている。という気持ちを常に持つようにしていました。医師になる夢をしっかり持ちながら勉強を進めていくことで、苦しかったスケジュールもしっかりこなしていくことができました。
また、掛け替えのない仲間も得ることができました。普段はすごく仲良くしているけど、模試の結果に関しては負けたくないと思えるライバル意識も仲間の中でしっかり持てていたと思います。仲間の頑張りもすごく励みになり、刺激にもなったので、そういう仲間がいたことは大きかったと思っています。
校舎長
進学に向けての抱負を聞かせてください。
T・S君
これまでの受験期間は、とりあえず大学に合格するために勉強してきました。言い換えれば、自分の夢のために勉強してきたのですが、それは大学に入ってからも、その先も同じだと思っています。まだまだ、医師になるためのスタートラインに立てた状態です。これからの大学生活の6年間、また、医師になってからも常に勉強し続けていく必要があります。大学に入ったことは、まだまだ通過点だと思うので、これからも夢のために努力し続けていこうと思っています。
校舎長
最後にこれから医学部受験をする後輩にメッセージを。
T・S君
あまり誰にでもあてはまることではないかもしれませんが、自分にプレッシャーをかけることは、すごく大事だと思います。僕は勉強が嫌になった時でも、自分の中で、今やらないと合格できないという危機感を持ちながら勉強を続けてきました。プレッシャーは悪い風に言われることもありますが、良い感じに作用することもあるので、自分を本気にさせるにはプレッシャーをかけるのが一番だと思います。
先生や職員の方は、勉強面以外のこと、生活面や友達関係のことについても、いろいろ話を聞いてくれ、相談にも乗ってくれます。自分は富士学院の先生や職員の方に支えられてここまでやってこられたと感じているので、悩みがあれば、隠すことなく富士学院を信頼してついていけば大丈夫です。