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私は高校卒業後3年間大手の予備校に通っていましたが、そこでは両親を裏切るような生活しかできませんでした。一度遊びというものを覚えてしまうと、抜けだすのが難しく、両親に対しても嘘で塗り固めたようなことを言うことしかできませんでした。そこで自分というものを見つめ直した時に出会ったのが富士学院でした。富士学院は職員、講師の方々がすばらしい人達だったので、一度見学しに行ったときにはすでにここで勉強を頑張ろうと決めました。私の場合、入ったときは偏差値が50以下であったのですが、先生達は必死に勉強の計画を立てて下さったり、わからない所をわかるまで教えて下さったので、1年を終えて偏差値を10上げることに成功しました。しかし、現在の医学部受験は非常に狭き門なので、1年目の入試は不合格に終わりました。翌年からはさらに偏差値を上げる戦いとなりました。2年を通して65まで偏差値を上げることができ、入試に臨んだのですが、狭き門を潜りきることができず、人生において初めての挫折を味わいました。この挫折によって医学部受験を諦めかけましたが、頑張った私を理解してくれる両親や、富士学院の方々の後押しもあり、3年目に突入しました。やっと気付いたのは本当に理解をする勉強でした。人は、分かっていても忘れてしまいます。足し算を忘れないのは何度も使ったからではなく、足し算ができないとまずいだろうという気持ちがあるからだと思います。私は3年目において得意科目である物理と化学の問題はすべて解くことができるという自信をもって受けました。数学は得意であると思い込んでいたために、本当に自分と向き合えた3年目には本当に苦労しました。
まだ書き足りませんが、私は富士学院に入って何事にも感謝をすることができるようになりましたし、両親のありがたさにも気付くことができました。なので、私は富士学院に本当に感謝しています。