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名古屋大学医学部前期試験に見事合格したS.N君に話を伺いました。校舎長
合格本当におめでとう。第一志望の藤田保健衛生大学に見事正規合格できたし、金沢医科大学、久留米大学にも合格できたね。今年1年を振り返ってみてどうだった?
S・N君
試験が終わった後は、正直ダメだと思っていたので、合格と知った時はただただビックリしました。その後、じわじわと喜びがわいてきました。合格できて本当によかったです。試験を受ける前までは多少自信があったのですが、二次試験の緊張で想像以上に問題が解けなくて、正直ショックを受けていたのですが。
校舎長
受験生はみんな同じ気持ちだったと思うよ。その中でも諦めずに最後まで考えられたことが大きかったと思う。N君は工学部を卒業した今年、医学部への再受験を心に決めての受験だったね。
S・N君
はい。どうしても医師になりたいという気持ちがあり、工学部を卒業した昨年の春、医学部受験を決意しました。受験を考えた時点から、国公立医学部を志望していましたので、今年1年は『名古屋大学に合格できなければ意味がない』というくらいの気持ちで自分に厳しくやってきました。この1年の富士学院での生活は楽しいことばかりではなかったですが、つらくはなかったです。先生方も皆さん親身になってくれましたので、毎日しっかりと勉強に取り組めたと思います。
校舎長
富士学院を選んでくれたポイントは何だったのかな?
S・N君
一番のポイントは少人数制というのと先生方との距離が近いという点でした。入学前に先生への質問をした時も説明対応が丁寧だと感じて富士学院を選びました。授業のスタイルや自習環境など受験環境として自分にとってベストだったと思います。
実際ゼミが始まった後も授業だけでなく、自習課題やチーム会議など細かなサポートをしていただきました。
校舎長
私立大学の愛知医科大学は特待生での合格を勝ち取ってくれたN君だけど、合格へむけて1年間意識していたことはあった?
S・N君
国公立医学部というのは高い目標だということは自覚していたので、常に自分の中の基準を高く設定していました。課題をやる時はいつでも「これでいいだろう」という基準をより高く設定して、「ここまでやれば大丈夫」というところまでやることを心がけていました。
昨年までの大学生活では研究で本当にきつい生活を送っていたので、それに比べればまだ大丈夫、と思えた部分もありました。
校舎長
これまでの努力の経験がN君の糧になっているんだね。今年、特に力を入れてきた科目は?
S・N君
自分のタイプとして、苦手科目を伸ばすより得意科目を確実なものにして、弱点をカバーできるようにしたいと考え、まず得意の数学・物理には力を入れて取り組みました。毎日何問問題を解くといった計画を先生と相談して決め、その通りに進めていきました。ただ解くだけでなく、その過程や考え方、解法をどう組み合わせるかを考えたり、やり方にもこだわって取り組みました。苦手科目の英語については、担当の先生に徹底的にフォローしてもらいました。授業の内容はもちろんですが、授業外の課題も先生からたくさんいただき、先生に鍛えてもらえたことで苦手意識を克服できたと思います。
校舎長
その他、印象に残っていることはある?
S・N君
クラスの仲間とも切磋琢磨して1年間やってこられました。先生や教務の方々には、正直、わがままを言ってしまったこともありますが、その時々に対応して頂き感謝しています。富士学院でなければここまでできなかったと思っているので、本当にありがとうございました。
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校舎長
今後の抱負を聞かせてもらえるかな?
S・N君
大学合格がゴールではなく、まだ、現時点で完全に医師になったとは確定していないということを自覚し、気を緩めずに今後も勉強をやっていきたいと思います。 - 校舎長
うん。これからも頑張って下さい。それでは最後に、今後、医学部を目指す後輩たちへのメッセージをお願いします。
S・N君
この受験勉強を支えてくれたのは、医師になりたいという気持ちと自分自身が1年間高い意識で勉強を続けられるよう自分なりの方法だったと思います。自分なりの気分転換方法や課題の取り組み方を見つけ、厳しい戦いを乗り越えていってほしいと思います。
校舎長
今日はありがとうございました。これからの活躍を楽しみにしています。
S・N君
ありがとうございました。