-
私が富士学院を選んだきっかけは、1浪の時に参加した、川崎推薦対策です。対策授業では、先生方の熱心でわかりやすい指導、教務の方たちの親切な対応が印象的でした。2浪が決まった時、予備校は迷わず富士学院に決めました。
私は1浪目の時は地元の予備校に通っていました。自宅から予備校まで近かったこともあり、めりはりのない生活で、勉強も表面的にしかできていませんでした。そこで、私はあえて高松の自宅から往復2時間半かけて通学することにしました。最初は、電車の時間があるので夜10時まで自習できないことや、通学のために勉強時間が他の人より少なく不利になると思っていましたが、担任の先生は、皆より不利になることはない。むしろ通学が息抜きになるのではないか、と言ってくださり、比較的得意な英語は電車の中で、苦手な理系科目は自習時間に勉強し、短時間で効率的に勉強することをアドバイスしてください ました。そのアドバイスのおかげで、1時に寝て5時に起き、往復の電車の中やホーム、風呂でも勉強し、時間を最大限に利用できました。限られた時間があったからこそ徹底して自分を追い込めたと思います。
このように、富士学院は担任制で、少人数制なのですごく丁寧に面倒をみていただけます。教務の方はもちろん、先生方までも、私の表情や体調の変化にすぐに気づいて声をかけて相談に乗ってくださいました。また、先生と生徒の距離が非常に近いので質問することが苦手だった私でも気軽に質問に行くことができました。すぐに、わからない、と質問に行っていた私に、解法をすぐには教えず、考えることの重要性を教えていただきました。授業とは別の添削も一人一人のレベルに合ったものをしていただけるので、何を勉強したらいいのかわからない、ということは全くありませんでした。与えられた課題をこなすのに精一杯でした。またこの一年、医学部への気持ちがぶれなかったのは、同じ目標を持ち切磋琢磨できる仲間がいたからだと思います。中でも、勉強を教え合い、励まし合える友人の存在はとても大きかったです。医学部を目指すにあたって、重要なことは、医学部に行きたい、という熱意を持ち、目指す大学を好きになることです。また、あらゆることに関心を持つことも重要です。無駄なことなんて何もありません。すべて受験の時に自分に知識となって返ってきます。私は富士学院で本当に多くのことを学びました。
最後になりますが、私は先生方や教務の方たちの支えがなければ最後まで勉強を続けてこれなかったと思います。本当にありがとうございました。