獨協医科大学に進学が決定したN・W君に話を伺いました。
校舎長
合格おめでとうございます。「合格」の知らせを聞いた時の率直な気持ちは?
N・W君
その瞬間は言葉が出ませんでした。少し時間が経って喜びが込み上げてきました。
校舎長
3月も残り1週間を切り、どのような状況でその知らせを聞いたのでしょうか?
N・W君
今期の受験はすべて終わっていました。繰り上がる保証はないので、気を抜かずに淡々と来期に備え授業を受けていました。
校舎長
今年の受験状況を教えて下さい。
N・W君
はい。推薦入試は1大学、一般入試は6大学受験しました。
校舎長
結果はどうだったのですか?
N・W君
推薦の川崎医科大学は、地元ということもあり第一志望でした。絶対に合格を勝ち取る気持ちで臨みましたが、一次合格止まりでした。現役時も一次合格だったので、それを越えられず、悔しい気持ちだけが強く残りました。
校舎長
一般入試の結果は?
N・W君
6大学中4大学で一次試験を突破することができたのですが、補欠の通知ばかりでした。
校舎長
次年度に備えながら繰り上げを待っている時の心境は?
N・W君
長かったです。周囲の人が繰り上がっていく中で、ずっと悔しい思いを抱いていましたが、「やっと来たかぁ~」という感じでした。
校舎長
繰り上げを待っている時が一番つらかった?
N・W君
いいえ。一番つらかったのは、推薦入試に負けた時です。合格を期待されていただけに、申し訳ない気持ちでいっぱいに・・・。でも、力不足を素直に認め、さらに自分に厳しくいこうと切り替えました。
校舎長
どんな時も前向きで、コツコツと努力を積み重ねてきたW君ですが、そもそも富士学院で浪人しようと思ったのはなぜですか?
N・W君
兄がお世話になり1年で合格していったからです。他を選択する余地はなかったです。
校舎長
富士学院の学習システムはどうでしたか?
N・W君
最高でした。少人数で目がしっかりと行き届くので、先生に弱点がすぐに伝わり、克服のためのトレーニングを積み重ねることができました。
校舎長
特にこれはいいと思ったのは?
N・W君
週テストのシステムです。問題の質が高く量も多いので、時間内に最後まで解き切ろうという姿勢が身につきました。
校舎長
学習面で気をつけたことは?
N・W君
得意の英語は少し軽めに、今年から初めて学習する生物を受験レベルに仕上げるために、4科目のバランスはかなり意識していました。
校舎長
初めての科目に不安はなかった?
N・W君
もちろんありました。キツかったですね。夏を過ぎても全く伸びを実感できなかったです。でも、自分で決めたことなので、授業を信じてやり抜き、入試レベルに到達しました。
校舎長
日常生活や自習時間はどんなことを意識していた?
N・W君
平日、土曜、日曜を問わず、12時就寝の6時半起床を守りました。自習という面では、土日をどれだけ有効活用できるかを工夫しました。平日は通常授業の復習を徹底、土曜は週テスト、日曜は入試問題に時間をかけました。
校舎長
この一年間、W君を支えたものは?
N・W君
自分より集中している人、成績が上位の人に追いつきたいと思う強い気持ちです。机に向かっている時間=学習量は他の誰にも負けていないと思います。
校舎長
これから医学部受験に挑む後輩にアドバイスをお願いします。
N・W君
土日に気を緩めると負けます。毎日を規則正しく過ごし、高い目標を持って日々精進してください。
校舎長
インタビューの締めくくりにこれからの抱負などを聞かせてください。
N・W君
学院の皆さんや両親には心から感謝しています。ありがとうございました。両親には「ひょっとするともう一年!?」という不安を抱かせてしまい申し訳なく思っています。獨協医科大には、どちらかというと東日本から多くの人が集まると思うので、入学後は今まで接したことのない各地の人たちと積極的に関わり、交流の幅を広げていきたいと思います。