-
富士学院との出会いは親とホームページを見たことでした。はじめは大手の予備校の説明を聞きに行きましたが、自分は中学のときから勉強してなかったため大人数の講座形式の授業ではだめだと思い、少人数で勉強の仕方を1から教えてくれる富士学院を選びました。浪人1年目は周りと自分を比べてばかりで勉強がつらく泣いてばかりでした。5月のマーク模試の成績は英・数・化・生・国すべての偏差値が30後半や40前半でした。しかし、先生方はけっして私を見放さずノートの取り方やテストのやり直しの仕方を1から教えてくださり、3時間以上の時間をかけて直したやり直しを丁寧にすべてチェックしてくださいました。1年で中・高6年間分の勉強の基礎を作り直して2年目は周りの人の成績は気にせず1年目の自分の成績からどのくらい成長できたかをモチベーションにし、基礎を固めるとともに入試に向けての応用力をつけていきました。しかし、自分の中ではとても成長したつもりになりすぎていて周りがあまり見えておらず1次合格すらすることができませんでした。
-
そしてその結果に落ち込み、勉強に手がつかなくなったとき、やる気を出させてくれたのは医師になるという同じ目標を持つ友人でした。友人は医学部に合格し、荷物を片付けていて、その中で愛用していた参考書や赤本を私にくれるとともに、“諦めない限り応援してる”というメッセージをくれ、その友人のおかげで気持ちを新たに再び勉強に集中することができました。3年目は早い時期から赤本を解いたりと常に入試を意識して勉強しました。弱気になった時は先生方がいつも“大丈夫”と言ってくれ、精神的にも落ち着いて過ごすことができました。
医学部合格に3年かかりましたが3年間を振り返れば富士学院を選んでいなかったらもっとかかっていたのではないかと思います。富士学院の先生方が勉強のスケジュール管理から入試レベルの問題までのすべてを丁寧に教えてくださり、教務の方が生活面のサポートや2次の面接対策を万全に行ってくださり、また両親が泣いて電話をかけても切らずに何時間も話を聞いてくれ、そして常に医師という目標を諦めることなく努力した自分がいたから医学部に合格出来たんだと思います。
-
現役のときを含め、長い間お世話になりました。そして医学部合格へと導いてくださったと共に人間的にも成長させてくださり本当にありがとうございました。