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川崎医科大学に進学したS.Yさんに話を伺いました。校舎長
合格おめでとうございます。率直な気持ちを教えてください。
S・Yさん
めっちゃめちゃ嬉しかったです。飛び跳ねて喜びました。
校舎長
富士学院での2年間の浪人生活を振り返ってみてください。
S・Yさん
一年目は何もわからず気がつけば始まっていました。もちろん勉強の方法すらわからず、しばらくは言われるがまま、ストイックな生活を送っていました。
川崎医科大学が第一志望だったのですが、推薦入試では結果が出ず、一般入試では「補欠」でした。繰り上がるかどうかを待つのは非常につらい日々でした。
切り替えて二年目に突入。一年目で医学部受験生としての基盤はつくっていただいたので、集中すべきところは集中し、力の抜きどころもわかってきました。
推薦入試に対しては多少の意識を持ちつつ、一般入試を最後の最後まで戦い抜くための学習計画を立てました。一年間フルに使って勝負をしてやろう、みたいな。校舎長
そもそも富士学院を選んだ理由は?
S・Yさん
一つは大人数授業でも、個別授業でもない点。女子寮や食堂が建物の中にあるという点も魅力的でした。寝て起きたら、そのまま学習環境があるという点で、見学に来てすぐに決めました。親に感謝ですね。校舎長
よかったと思える点は?
S・Yさん
先生・スタッフとの距離が近い点です。質問に行ったら必ず+αの考え方を教われるし、自分の担当以外の先生でも相談にのってくれるなど、全員が自分に関わってくれました。校舎長
生活面で工夫したことは?
S・Yさん
学院の開館時間 7:30~22:00を目いっぱい使うことです。
一年目は部屋に戻って2:00頃までやっていた日もあったのですが、結局効率が悪く、二年目は12:00には寝るようにしました。夜間の睡眠時間の確保で、日中の眠気が消え、授業への集中力が増しました。校舎長
つらいと感じた時期は?
S・Yさん
二浪目の前半です。実力がついてきたのを実感していたのですが、模試で結果が出なかった時です。ミスや思い違いで点数を落とすとショックが大きかったです。
校舎長
どうやって立ち直った?
S・Yさん
模試は模試、と割り切り、本番で同じ間違いをしないように繰り返し学習しました。
落ち込んで立ち止まっても、他の人はやっているって考えたら、そんな暇はないなと、気持ちを切り替えました。これは富士学院でしか味わえない雰囲気だと思います。校舎長
川崎医大の推薦対策は?
S・Yさん
どの大学の試験と比べても、特殊な試験だというのはわかっていたので、学習の軸は一般入試の英語・数学においていました。ただ、直前の推薦対策は怠らなかったです。
気持ちとしては一般入試が勝負。ただ、受験するからには必ず決めてくるという強い想いはありました。校舎長
推薦入試で一次合格を勝ち取りました。面接にはどういう心構えで臨んだ?
S・Yさん
面接が2回あるということの意味をしっかりと考え、普段の気持ちや心構えが一番出せるところなので、「ここで決めてやろう」と、当日は臨みました。
富士学院の面接指導、キツかったです。自分の志の確認や、自分を客観視し、自分の言葉で伝える部分ではかなり鍛えられました。面接指導というより、これまでの自分の総まとめと、医師という職業についてより深く考える時間を持つことができました。
校舎長
合格の最大の要因は何だと思いますか?
S・Yさん
気持ちの強さとそれに負けない実行力です。
努力した人だけが医学部に合格できるということ、本当に医学部に行きたいと思うこと、医師になりたいと思う気持ちを強く持つこと、この気持ちをもって日々やるべきことを淡々とこなしていくことです。
学力の高さだけでは医師にはなれないということも理解しておかなければなりません。
校舎長
医学部を目指す富士学院の後輩にアドバイスをお願いします。
S・Yさん
授業を大切にしましょう。5分前には席について頭と心の準備をしておきましょう。
毎日変わらず前向きに臨む姿勢が1年後に実になるはずです。
校舎長
入学後の抱負は?
S・Yさん
まず、医学部入学にあたり2年間受験勉強させてもらったことに感謝です。
受験勉強という狭い学習からは解放されますが、医師になるための学習や人間形成などの面において、視野を大きく広げられるよう、日々の努力を継続していかなければならないと感じています。
ご協力ありがとうございました。これからの活躍を大いに期待しています。